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第2回分子細胞免疫学セミナー COVID-19研究 ―研究医が産学連携から学んだこと

日時:2023年9月11日 17時~1810分 
場所:研究棟6
F 会議室

講師:
伊藤 利洋先生
奈良県立医科大学

免疫学講座 教授

(兼)MBT研究所 教授


要旨:新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックにより、この3年間で社会は大きく変貌した。臨床現場では医療崩壊も起こるなか、研究医として何ができるのか葛藤した3年間でもあった。本講演ではコロナ禍の3年間を振り返り、COVID-19研究の基礎から最近の話題まで、産学連携における研究成果を交えながら、解説していきたい。

伊藤先生は、奈良県の名産でもある柿から抽出される高濃度柿タンニン(柿渋)が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して不活化効果を有することを発見し、柿渋のみならずSARS-CoV-2に対する新規予防法・治療法の開発に向けたin vitro・in vivoでの基礎研究ならびに臨床研究を進めておられます。地域密接の産学連携の貴重なお話を聞くことができると思います。是非ご参加いただければ幸いです。

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