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富士フイルム和光主催のウェビナーに参加します。

57回 WAKO Web受託セミナー『シングルセル解析を用いた研究の最前線』

日時2025116() 14:00~ ウェビナーにて開催

 

開催概要

日時

2025116() 14:00

開催方法

ウェビナーにて開催

参加費 無料

 参加申し込み

以下のホームページリンクより申し込みください

https://v2.nex-pro.com/campaign/74653/apply

(セミナー配信会社のホームページへ移動します。)


スケジュール

14:00

開会・注意事項のご説明

 

14:0514:45

1)「シングルセル解析を用いたがん免疫・ネオアンチゲンの研究」

【演者:近畿大学医学部 免疫学教室 主任教授 垣見 和宏 先生】

《要旨》

免疫チェックポイント阻害剤による抗腫瘍効果は、最終的にはがん細胞に特異的な遺伝子変異に由来するネオアンチゲンを認識し、攻撃・排除するネオアンチゲン特異的T細胞によるものである。がん免疫治療の開発において、ネオアンチゲン特異的T細胞の同定は極めて重要であるが、腫瘍内に浸潤するT細胞(tumor-infiltrating lymphocytes, TIL)の多くはバイスタンダーであり、がん抗原を特異的に認識しないことが明らかとなっている。そのため、真のネオアンチゲン特異的T細胞を同定する手法の確立が未だ課題である。

さらに、全ゲノム解析(WGS)、全エクソーム解析(WES)、およびRNA-Seqを用いたネオアンチゲン予測では、多くの候補が実際にはT細胞によって認識されないことが報告されている。このような課題を克服するため、本講演では腫瘍内に浸潤する免疫細胞のシングルセル解析技術、特にscRNA-SeqscTCR-Seq、および細胞表面プロファイリングを可能にするCITE-Seqを活用したがん免疫研究を紹介する。これにより、真のネオアンチゲンおよびそれに応答するT細胞を同定する手法を提示し、それががんワクチン治療およびTCR-T細胞治療の発展にどのように寄与するかを議論する

 

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