近畿大学医学部附属病院 免疫学教室

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腫瘍による免疫抑制因子は個々の患者毎に異なり、複数の因子が複雑に関与していることから、最適ながん免疫治療を提供するためには、時間・空間的にダイナミックな免疫応答を患者毎に評価することが重要です。患者毎のがん免疫応答を総合的に評価し、最適な治療の組み合わせを選択することを可能にするための研究が求められています。本講座は、これからのがん免疫治療を成功に導くポイントである「個別化」と「複合化」に対応するがん免疫治療の開発を目的としています。

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当教室の研究内容

免疫学教室では、がんに対する免疫応答を
分子レベル・細胞レベル・個体レベルで詳細に解析し、
ダイナミックな腫瘍免疫を理解し、免疫制御に基づく
がん免疫治療法を開発することを目的に研究しています。
がん免疫治療のバイオマーカーの
探索、および免疫制御技術の開発を行なっています。

基本方針
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研究内容の詳細
  • 1.抗腫瘍免疫応答の解析
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  • 2.ネオアンチゲン
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共同研究
ネットワーク
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ニュースNews

  • ニュース2024/7/18第83回近畿大学医学会 学術講演会において、教室の長岡が一般演題優秀賞を受賞しました。

    4月から免疫学教室に着任した長岡が、皆さんに顔を覚えていただくために近畿大学医学会学術講演会に参加させていただきました。一般演題優秀賞を受賞し、医学部長代理の西尾教授から賞状と記念品を賜りました。フローサイトメーターやセルソーティング、10Xなどのシングルセル解析、レトロウイルスやレンチウイルスを用いた遺伝子導入、CRISPR/CAS9によるゲノム編集など、細胞レベルから分子レベルまで、免疫学的な研究が可能です。何か手伝えることがあれば、何時でも声をかけてやってください。

  • ニュース2024/5/18優秀演題賞受賞

    大学院生の黒田先生(東京大学医学部附属病院胃食道外科)が、第21回日本免疫治療学会で優秀演題賞(江川賞)を受賞しました。垣見が東大から近畿大学に異動したため、東大に残りながら、毎週Webミーティングで研究を進めてきました。論文作製、学位の取得までもうひと頑張りです。

  • オプトアウト2024/1/13近畿大学医学部免疫学教室で実施する研究に関して 抗腫瘍免疫応答の免疫ゲノム解析

    近畿大学医学部免疫学教室では、「抗腫瘍免疫応答の免疫ゲノム解析」という臨床研究を実施します。この研究は、近畿大学医学部倫理委員会(https://www.med.kindai.ac.jp/rinri/index.html)で審査・承認を受け、医学部長による実施の許可を受けて行われます。

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